対人葛藤における高い代償: 職場での「ネガティブな感情」に焦点を当てる
ジュリー・ダイヤモンド博士とともに
2008年11月7日-9日
国際的に著名なファシリテーターおよびトレーナーであるジュリー・ダイヤモンド博士が、今回初めて来日し、私たちすべてに深くかかわるトピックを取り上げます。このワークショップでは、対人葛藤について、とくに仕事場での「ネガティブな感情」に焦点をあてて、プロセスワークをどのように生かしていくかを探っていきます。
授業概要:
批判といじめはどこで区別されるのでしょう?競争意識が嫉妬やねたみにまで発展するのはどのような場合でしょうか?健全なチーム間の競争が、どこから縄張り争いや非生産的な孤立に変わっていくのでしょう?いったいどのようにして、緊密なチームワークがいつしか排他的にかたまった「身内/よそ者」のダイナミクスを発展させ、他の人の意見や考えを聞かなくなっていくのでしょう?
私たちの多くは、大半の時間を職場で過ごしています。そこにある感情が作り出す雰囲気は、生産性や健康面などを大きく左右します。未解決の葛藤やライバル関係、嫉妬、非難、恫喝やいじめ等は職場でのストレスの大きな原因となります。
このセミナーでは、対人葛藤への取り組み方や、困った人たちへの対応、そして難しい感情(嫉妬、競争意識、ライバル関係)をいかに生産性に変えていくかを学ぶことに焦点をあてます。このセミナーでご紹介するプロセス指向のツールや方法は、グループに起こる問題自体の中に解決策や新機軸がすでに存在しているという考え方に基づいています。人材や組織に変化を起こすためのモデルとして創造的かつ柔軟性に富んだものであり、リーダシップと権力、組織としての学びとチームワーク、変化と葛藤の力学などの問題について、分析の枠組を提供すると同時に問題に取り組むための方法論ともなるものです。
カバーするトピック:
- 対人葛藤の力学やそれが職場の雰囲気に与える影響
- 葛藤が激化する前の早期の介入
- 健全なライバル関係や競争と破壊的な嫉妬やねたみとの違い
- いじめや恫喝への対処法
- 「困った人たち」への対応、難しいトピックにどう触れるか、そして職場での口論をどうさばくか
成果:参加者はセミナー終了時には下記のような成果が得られます
- 葛藤や職場での論争に対処し、また難しい人間関係のもつれや緊張状態を激化する前にファシリテートするための、先行きを見越したスキルやテクニック
- おたがいにしっかりと正面から関わりあいつつも個人攻撃や敵対関係にならないような、信頼やコミュニケーションや敬意に満ちた環境を育む方法
- いやな雰囲気を中和するための「ゴーストバスティング・テクニック」-敵意や嫉妬や競争意識に気づき、表に出して和らげていく方法
- 権力やランクを使っていじめや恫喝に介入するテクニック
- 個人間のライバル関係を効果的なチームワークに変容させるファシリテーション・スキル
ジュリー・ダイヤモンドについて:
ジュリー・ダイヤモンド博士は、は、アーニー&エイミー・ミンデル夫妻がプロセスワーク・アプローチを個人および集団の変容を促す方法論へと発展させるのに貢献した創始者グループの一員です。スイスのチューリッヒにあるプロセス指向心理学学会(Research Society for Process-oriented Psychology)と、オレゴン州ポートランドにあるプロセスワーク研究所Process Work Instituteの共同設立者でもあります。現在はプロセスワーク研究所のトレーニングおよびプログラム開発のディレクターであり、また同研究所修士課程の共同創設者として、最も新しく創設された「葛藤と組織変革ファシリテーション修士課程」にも関わっています。著書には、リー・スパーク・ジョーンズと共著の「歩いて開けた道:プロセスワークの理論と実際」があります。オレゴン州ポートランドに個人面接室を持ち、多くのグループや組織のファシリテーター、トレーナー、コンサルタントとして国際的に活躍しています。 彼女のコミュニケーションやグループ力学およびランクと権力についての研究は、多くの本や雑誌に掲載・出版されており、また彼女の個人サイトでもご覧いただけます。www.juliediamond.net.
言語:英語および日本語
会場:南青山の集合住宅施設内の会議室
住所:〒107-0062 東京都港区南青山5-4-22
行き方:この施設はダークグリーンの門と灰色と白のレンガ壁に 囲まれています。門の右横が通用門になっていますので、そこからお入り ください。門を開けるには暗証番号が必要ですので、参加者の方には 後ほどEメールで通知します。詳しい行き方は http://tokyoroom.atspace.com/directions.htmに行き、 必要な情報をコピーしてください。会議室の写真をクリックすると、 この施設を道から見た際の外観と、施設内部から道のほうを見た写真が 見られます。地図をプリントするには、 http://tokyoroom.atspace.com/map.htmをご覧ください。
地図にはゲストルームが二つ載っていますが、みなさんがいらっしゃる のは南青山ゲストルームです。麗石荘ゲストルームではありません。 表参道駅から徒歩5-10分、タクシーでは最低料金(660円程度)です。
もし道に迷われたらキャシー・バーネットの携帯にお電話ください: 090-4244-8559
日程:2008年11月7日開始、9日終了。
時間:毎日10:00-17:00(昼休み1時間)
参加費:3日間全参加の場合、お一人¥80,000。参加費には ワークショップ中の飲み物が含まれます。 昼食は各自でお願いいたします。
参加の可否:場合によっては、ワークショップが提供されるレベルに 対してどれだけの準備がおありかを知るために、申込者にさらに詳細な 情報提供をワークショップ開催者からお願いすることがあります。
返金とキャンセル:ワークショップ開始日から2週間以前にキャンセル した場合、主催者は参加費全額の10%を頂きます。それ以降ワークシ ョップ開始日前日までにキャンセルされた場合は、参加費全額の 50%を頂きます。事前のお知らせなく欠席された場合、またワーク ショップ中のいずれかの時点で参加を取りやめた場合は、参加費全 額の90%を頂きます。
お支払いおよび参加申込み:ご参加に当たっては、 2008年10月31日までに参加費全額のお支払いが必要です。 定員に達した後に払い込みをされた方に対しては、全額返金 いたします。最大25名まで、お申し込み順に受け付けます。
お申し込み用紙を、全項目にお書き込みの上、 cathy.bernatt@creating.bzまでEメールで、あるいは03-6383-0444 までファックスで、ご送付ください。参加される方はどなたもお申込用紙に ご記入が必要です。
2008年10月7日までに、申込金¥20,000を下記銀行口座まで お支払いください。
銀行名:東京三菱UFJ銀行、市谷支店
口座番号:1277196
名義:Cathy Bernatt
お申込金のお支払いをもってお申込み完了と致します。お申込金は返金い たしかねますのでご了承ください。
2008年10月31日より前に参加費残額(¥60,000)についてのリマインダ ーをお送りします。この日までに全額のお支払いがない場合は、ウェイテ ィングリストの他の方にあなたの席をお譲りすることになります。全額お 支払いを頂いた時点で、ワークショップのさらなる詳細をお知らせします。 (お申込みの最終期限は2008年10月7日です)
万一余儀なくワークショップ自体がキャンセルされることになりましたら、 参加費は全額お返しいたします。
日本国外から参加される場合は、キャシー・バーネットまでEメールを お送りください。cathy.bernatt@creating.bz
お問合せは:
キャシー・バーネットCathy Bernatt:cathy.bernatt@creating.bz
お申込み用紙はこちらから。
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